Say Supreme!!

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孤独の愉しみ方

今週も折り返し地点になってまいりました。あと二日乗り切りたいところですが、家に帰れば待っているのは洗われるのを待っている洗濯物くらい。

疲れも相まって、とても寂しくなりがちですよね。

 

そんな時に、おもしろそうな本を見つけました。それがこちら。

 

孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 (智恵の贈り物)

 

孤独を愉しむ・・・?何言ってんだ。孤独ってのは辛いもんだろーが。

そう思いながら気がつくとレジで精算を済ませていました。

 

この本は、孤独を愉しむ方法、人間らしく生きる方法、シンプルに暮らす大切さについて、150年前にアメリカ森の中の湖の畔で、小屋を建てて自給自足をして暮らしていた思索家の言葉をたくさん載せている本になります。

その中から気に入った言葉をいくつか紹介します。

 

僕たちは、部屋の中に一人でいるときより、外で人の中にいるときのほうが、概して孤独である。

 渋谷のスクランブル交差点には、目が回るほどの数の人たちが延々と行き交っていますよね。

人はたくさんいるのですが、その人たちとの出会いは一瞬のもので、特に何の意味も持っていません。

それに最近、渋谷のハチ公前方面の交差点の近くにキレイに剪定された木があるのに気がついたのですが、誰一人としてその木を見上げている人はいませんでした。

道行く人はうつむいて下を見て、またはスマホを見て歩いているか、人混みを避けるのに必死な様子。

その木はキレイに身を整えて、堂々と立っている木でしたが、どこかとても寂しそうにしていました。

 

 まだ春なのに、急いで夏にしなくていい。

 この言葉はグサッと刺さりました。この前の文章があってこそこの言葉が沁みるのですが、少し長めなので割愛。気になる方は是非購入して、ゆっくりとコーヒーでも飲みながら読んでくださいね。

 

僕はこの著者のようにシンプルに生きるのは性分に合わないので、すべての言葉に納得できたわけではありません。

しかし、これからの生き方に影響を与えるような言葉がたくさん出てくるので、どんな生き方をしている方にでも是非読んでいただきたい本であります。

 

なんだかさっきの孤独感も薄れて、そろそろ洗濯物達を洗ってやるかという気持ちになってきました。

鼻歌でも歌いながら、楽しく洗濯機を回してきます。

 

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